私立高校入試も無事に終わり、全員が合格を果たすことができました。
おめでとうございます!
あとは公立高校の一般入試を残すのみ。
全力で頑張りましょう!
さて、タイトルに関して。
生徒たちが志望校を選ぶ時、何が決め手となるかについて考えてみました。
高校の説明会に参加してみると、
- 進学実績・進路
- 規律ある学校生活(部活・生徒会・イベントなど)
- 楽しい学校生活(学食・制服など)
を中心に学校紹介がされます。
確かに聞きたいことですし、知っておいて損はないことです。
でも、生徒たちの「志望校決め」は
「○○だから行きたくない」
というネガティブ思考から始まります。
このネガティブ要素に当てはまった高校は選択から漏れます。
もしくは2番手、3番手になってしまいます。
私立高校受験では特に顕著。
例えば、
- 課外があるから行きたくない
- 土曜日もあるから行きたくない
- 宗教のテストがあるから行きたくない
- 坂道を上らないといけないから行きたくない
- 先輩(や兄姉)がつまんないって言ってたから行きたくない
- チャイムの音色が嫌だから行きたくない
- 聞いたことないから行きたくない
………
どんどん、行きたくない理由が出てきます。
進学実績とか学食とかそんなんじゃないんです。
制服もそこまで決定打にはなりません。
とにかく行きたくない理由は大人が思いもよらないところに転がっています。
そして、行きたくない理由がそこまで多くないような高校を選びます。
現実はこんな感じ。
確かに僕が家から一番近くの高校(当時はそこそこの偏差値)へ行きたくない理由も
「運動場に毛虫がいる」
から。
家族の体育大会の応援に行った時、運動場の周りに植えられたイチョウの木に群がるクスサンの幼虫(検索注意!)を見て、行かないって即決しました。
別の高校だと偏差値が10以上あがるので、勉強を頑張った思い出があります。
話は逸れましたが、中学生の志望校の決め手って、
学校側の思惑とはだいぶズレているんです。
分かっている高校は受験生の人数を確保しているようです。
しかし、ネガティブ要素をそのままにしている高校は人気に陰りが見えてきます。
学校としてのポリシーや伝統もあると思いますが、
もしそれが、今の時代・今の子どもたちの考え方にそぐわないなら…。
というような話を去年、高校の方とお話させていただきました。
今年の受験生はどうだったでしょうか?
増えてたらいいですね。