2020年から制度拡充で私立高校へ通わせる場合の負担が減ります!
ただし、年収590万円未満の世帯が対象ですよ。
10月から始まった消費増税。
大きな買い物をしない限りは軽減税率とかキャッシュレスのポイント還元とかでとりあえずは、賢い買い物で痛い思いは軽減されそうです。
保育園も無償化が始まって対象家庭では、増税されても生活が楽に。
増税分以上の恩恵がある家庭も多いのではないかと思います。
そんな中、来年度からは私立高校の就学支援金が拡充され、家庭の負担が減ります。
ただし、年収目安590万円未満の世帯限定です。
保護者の年収が590万円以上910万円未満の世帯は月額9,900円の支給のみ。
年収910万円以上の世帯については支給なし。
は変わりませんのでご注意ください。
だから、私立高校へ通う場合は保護者の年収によって、結構な学費がかかるのか、それとも無償レベルで通えるのかが別れます。
共働きの平均年収は年間約730万円!
なんですよ。
つまり、子供の将来のためにお金を貯めたいって思って、夫婦共働きしている世帯の平均からみると590万円の枠から出てしまいます。
なので今まで通り年11万8800円の就学支援金となります。
ちなみに現状でも590万円以下の世帯には、世帯の収入に応じて、月額9,900円を1.5~2.5倍した額が支給されています。
年収の目安としては、350万円~590万円程度の世帯は年額17万8,200円
250万円~350万円程度の世帯は年額23万7,600円
250万円未満の世帯(非課税世帯)は年額29万7,000円が支給されています。
なので、無償になるのは、現状制度上でもなにかしらの加算がなされている世帯が対象ということです。
第一志望が公立高校で、すべり止めに私立高校をという流れは、当面はやはり変わりそうにありません。