中学生の数学での鬼門と言える単元が「関数」です。
「式」で答えるという概念に戸惑う生徒が見られます。
計算自体は、その前の単元、一次関数なら連立方程式や式の変形の応用になります。
十分計算力を身につけていないと、関数がなかなか得点へと繋がりません。
夏期講習前の数学は、一年生なら「比例と反比例」、二年生なら「一次関数」、そして三年生は「二次関数のy=ax^2」まで。
毎年、夏休み明けの課題テストの範囲にはならない単元ですが、これを夏休みの間にしっかりやっておくことがとても大事。
2学期は学習量が一番多い学期なので、1学期までのやり残しがないこと、そして、ある程度の先取りで知識や解法になれておくこと。
これが重要です。
夏期講習の学習スピードは平均して約3倍。
つまり通常の3ヶ月分に相当する計算です。
夏休みは長いようで、終わればあっという間というのが、毎年聞く感想です。
夏の間にできる勉強をきちんとやりましょう。