2022年は各高校の説明会が復活しつつあります。
まずは、常磐高校から。
→以前のブログを改編してお届けいたします。
常磐高校のイチオシ、それは部活動!
私立高校には「選ばれる」ための特色が必要ですよね。
常磐高校は、部活動にかなり力を入れている学校です。
私立高校は部活動で生徒数増を狙うところも多いので、各私立高校とも部活動には自然と力が入りますよね。
部活動を頑張りたいっていう生徒には重要ですよね。
でも、塾としては「成績を上げる」ということに重きをおいているので、学業の方も気になります。
常磐高校のイチオシは、情報進学コース 。
『日本情報処理検定協会会長賞』が平成26.27.29.30年度で全国1位。
平成28年度は全国2位という好成績。
情報進学コースは夏休みと冬休みの課外授業でしっかりと資格・検定の対策する、ということです。
これからIT分野の実践力って必須なので、将来に役立つと思います。
頑張ってほしい特進コース。
特進コースや進学コースといったいわゆる「進学系コース」の成績が他校とあまり差別化されていないところがアピール不足かなという印象です。
小倉南区という住宅街が多い、それなりの人口を抱えている地域なので、もう少し「進学系」が賑わってもいいかなと思います。
駅からのアクセスも悪くなく、7.8分歩く程度で、若さあふれる高校生にとっては軽い運動。
といっても、門司や八幡、若松、戸畑からは遠すぎて私立高校の選択肢には入りづらいです。
(わざわざ常磐高校まで行かなくても他の私立高校がありますし)
なので、進学系コースの充実で、小倉南区の生徒の人気を獲得したいところですね。
推薦入試に力を入れたほうがいいかも。
国公立大学への合格者もきちんと輩出しております。
特進コースの生徒たちは日夜勉強に励んでいるんだろうなって思います。
しかし、如何せん、人数が少なくて訴求力がありません。
人数が少ないなら、パーセンテージを、とも思いましたが、他校との差別化が図れるほどでもありません。
「○○大学への合格が強い」
なんていうのがあるといいですよね。
進路状況を見る限り、福岡県内の進学先が多いみたいなので、ある程度大学を絞って戦略立ててもいいのではと思いました。
あくまでも生徒との希望と照らし合わせて可能な限りって話ですけどね。
特待生制度
S基準
推薦 | 内申5教科(国数英社理)合計20以上 |
一般 | 偏差値58以上 |
推薦・一般 | スポーツ優秀者 |
入学金8万円+施設金10万円を全額免除
授業料3.3万円/月 免除
2年・3年進級時にそれぞれ5万円の奨学金支給
A基準
入学金8万円+施設金10万円を全額免除
(授業料の減免なし)
【感想】部活動と情報進学コースの資格取得に力を入れている感じです。特進コースの頑張りに期待したい。
高校選びで子どもが気にするのは、部活や授業、友達のこと。
対して親が気にするのは進路や学費のこと。
学費については、支援金もあるので一昔前ほど私立高校が敬遠されることも無くなっています。
むしろ、一部の私立高校では専願入試が増えて生徒数が増えています。
となると、やはり「進路実績」。
塾目線だとこれが気になります。
私が他校の先生ともお話している内容の一部ですが、とにかく「進路実績がわかりにくい」ということ。
今年だけとか、過去5年とか、浪人生も含むとか、その辺は学校ごとに決めてもらってよいのですが、進学した大学や専門学校の「レベル」がわかりにくいんです。
塾で長年、高校生を教えていますが、そんな私でもわかりにくいと思います。
なので、情報に触れることの少ない保護者や生徒はなおさらわかりません。
できれば学校側のパンフレットやHPでもっとわかりやすい表記にしてほしいと思います。
「特進コースの実に50%以上の生徒が○○大学・△△大学へ合格!」
「高校1年生から推薦入試に特化したカリキュラムで、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力に強くなります!」
「
とか。