「高い=良い」ではない教育業界。

先日、家庭教師をしていた頃の生徒に久しぶりに会いました。

当時一回りくらい年齢が違ったので、もう30代か、なんて話をしていました。


さて。

実はこの子の家庭教師を始めた際に、デーンと見せられたのが、某高額教材。

参考書っぽくないフェイクレザーの表紙。

小さい字で書かれた解説…。

 

お母様からは

「高かったので、できればこれを使ってほしいんです」

と言われました。

抜粋して使える部分だけはなんとか使いました。

しかし、これだけでは成績が上がらないと判断して、こちらで教材を揃えました。

東進ブックス・山川・数研…。

使い慣れたテキストのほうが教えやすいので、自分が使ってきた(もしくは教える仕事を始めて使った)テキストを中心に揃えました。

英単語帳や問題集など、学校で配布されていて使い慣れているのもあるので、1万円でお釣りもらう程度で揃いました。

高額な教材が悪いわけではありません。

我が子の学力に合っているのかどうかがわからない親に無駄なものまでも購入させるのが、よくないのです。

(それがとんでもない額ならなおさらです。)

なので、教える側がきちんと教えることができる(もしくは生徒が一人でもできるレベルの)教材を選定して渡すべき、と私は考えています。

 

なので、教材(参考書)とリンクしている「学びエイド」を当塾では推し進めています!

↑ここは宣伝。

教材は1冊あたり1000円から2000円程度です。

ちょっと厚めでも3000円しないものがほとんどです。

 

生徒が行う普段の勉強なら市販教材で事足ります。

塾用教材を塾で使うのは、その教材を使って指導する講師が授業デザインしやすいからです。

「ここで生徒が間違えそうだ」

「この問題は例題よりも難しいから、採点後にもう一度説明の時間を設けよう」

などが授業デザインの一つです。

 

塾が教材を指定するのは、「限られた時間に教える」ことが必要になるため、指導中の時間効率化を図る上で必要です。

 

話を戻すと、教材はそれを指導する講師とセットで成り立つもの。

教材だけを渡すなら、生徒一人で完結できることが大事。

そう、動画参考書として使える「学びエイド」のようにね!(←宣伝)

 

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